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お知らせ
2019年12月12日

「幼児教育・保育の無償化に関する意識調査」を実施しました

キャリアフィールドでは、保育園や幼稚園などに子どもを通園させている310人と、2020年4月から通園させる予定の314人の計624人の25歳~34歳の保護者を対象に、2019年10月よりスタートした「幼児教育・保育の無償化に関する意識調査」を実施しました。

 

■幼児教育・保育の無償化で施設利用の増加に加え、求めるサービスの多様化が明らかに

【調査結果トピックスのサマリー】

1)2020年4月から子どもを通園させる予定の保護者のうち、31.5%が“幼児教育・保育の無償化をきっかけに保育園や幼稚園を利用しようと思った”と回答。

2)「延長保育」や「預かり保育」、「幼稚園の後に保育園を併用」といったニーズが多様化している状況が明らかに。

3)2020年4月から子どもを通園させる予定の保護者では「認可保育園」が前年比6.6%減少、「幼稚園」は前年比8.1%増加。

 

1)幼保無償化に伴い、幼稚園や保育園などの施設利用が増加

2020年4月から保育園や幼稚園などの施設に子どもを通園させる予定の29歳~34歳の保護者を対象に、「幼児教育・保育の無償化をきっかけに利用しようと思った施設、サービス」について尋ねたところ、31.5%の人が「保育園や幼稚園などの施設の通常利用」と回答しました。これにより、3割近くの保護者が幼児教育・保育の無償化(以下、幼保無償化)をきっかけに新たに施設の利用を検討したことが明らかになりました。

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2)施設に求められるニーズの多様化が明らかに。負担が増え、保育士不足が加速

また、「保育園や幼稚園などの施設の通常利用」だけでなく、幼保無償化が「幼稚園の預かり保育」「保育園の延長保育」「幼稚園の後に保育園の延長保育」を利用するきっかけとなった傾向もうかがえます。このニーズはすでに子どもを保育園や幼稚園などに通園させている人でも生じていることから、保育園や幼稚園などに求められるニーズが多様化することで、受け入れる施設側への負担が大きくなることが想定されます。

施設では、多様化するニーズに対応するため、新たな人材の確保が必要になり、近年問題視されている保育士不足がさらに深刻化することも予想されます。

保育サービス利用者が増え続ける中、幼保無償化に伴う施設利用者の増加で、保育の需要はますます増加することが予想されます。一方、ニーズの多様化による保育士不足で保育の受け皿の供給が困難になる恐れがあります。政府は「子育て安心プラン」で2020年度末までに待機児童解消を図るという目標を掲げていますが、幼保無償化の影響により保育の需要と供給のバランスがさらに崩れることで、待機児童解消に疑問が残る結果となりました。

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3)希望する施設は「幼稚園」が増加。「認可保育園」を支持する人は依然として多い結果に

希望した施設のジャンルについて尋ねたところ、すでに通園させている人と2020年4月から通園させる予定の人を比較すると「認可保育園」が前年比6.6%減少したのに対し、「幼稚園」は前年比8.1%増加していることが明らかになりました。

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幼稚園を希望する理由について、「無償化がはじまり、安く通えるから」といった回答もあり、幼保無償化が幼稚園の潜在ニーズの掘り起しに寄与していることが明らかになりました。さらに、「幼児教育・保育の無償化をきっかけに利用しようと思った施設、サービス」についての質問で「保育園や幼稚園などの施設の通常利用」と答えた人について、通園させている人、2020年4月から通園させる人を合わせた内訳をみると、「認可保育園」と回答した人が44.8%であるのに「幼稚園」が47.1%と多いことがわかりました。幼保無償化前には「子どもを保育園に預けて働く人が増える」といったことを予測する声も聞かれていましたが、「幼稚園」と答えた82人中47人(57.3%)は「働いていない」という結果となり、予測とは異なる傾向がみられました。

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また、「認可保育園」を希望する人については、すでに通園させている人が47.4%であるのに対し2020年4月に通園させる予定の人は40.8%と減少で推移しているものの、「認可保育園」を希望する人は依然として多くいる実状も浮き彫りとなっています。その理由として費用面よりも「安心」と回答した人が多く、安全面の確保はもちろんのこと「認可保育園」にはない独自の保育方針や保護者の多様なニーズに対応するメニューを展開する「認可外」の保育施設が多いにも関わらず、認可ではないことに対して費用よりも安全面でネガティブなイメージが先行している実態が挙げられます。

 

■「認可保育園」を選んだ理由の主な回答

「保育料の負担が少なく、保育の質も高いように感じるから。」(愛知県・30歳)

「認可、不認可の意味はわからないが、認可の方が良心的で信頼できそう」(北海道・33歳)

「認可が降りているほうがないよりは安心だから」(鳥取県・28歳)

「認可保育園は園庭や室内が広く、国の認可も下りている保育園なので、保育士の数が確保されて安心できるため」(鹿児島県・29歳)

 

この結果から、幼保無償化で費用面の負担が軽減されたとしても、「認可保育園」に希望が集中することが予想されます。これにより、例年のように「認可保育園に入りたいけれど入れなかった」、「保育園落ちた」といった声が上がることも想定され、引き続き待機児童への対策が必要になると考えられます。

 

【調査概要】

・調査方法  :インターネットによる調査
・調査期間  :2019年11月22日(金)~2019年11月27日(水)
・調査対象  :25~34歳の女性 624人
①保育園や幼稚園などに子どもを通園させている人 310人
②2020年4月から通園させる予定の人 314人
・委託会社  :株式会社ジャストシステム

 

■全国5000以上の保育施設の採用戦略に携わる、キャリアフィールドからの見解

多様化するニーズへの対応により、今後保育士不足がさらに加速することに

幼保無償化をきっかけに、施設利用の増加はある程度予想がついていたことですが、延長保育や預かり保育、幼稚園と保育園を併用するといったニーズの多様化については、すでに通園させている人たちでも生じている傾向であり、現場での負担が予想以上に増えることが懸念されます。

なかには、「幼稚園の後に保育園の延長保育」という回答も4%ほどあります。これに対し、全国の保育園から「午前中は幼稚園に子どもを通わせて、午後から保育園に通わせようとしている保護者がいる。保育園では1日通してカリキュラムを組む中、午後から保育園に通う子どもたちのために、別にカリキュラムを組む必要がある。このため、新たに保育士を確保する必要があるが、保育士不足で対応できずにいる。」といった声を聞いており、保育士の人材不足がますます加速する恐れがあると見ています。

新たな保育士を1人でも多く増やすことが、待機児童解消の大きな一歩に

保育士不足が深刻化する中、すでに保育士資格を持つ人材は保育園や幼稚園などで引く手あまたの状態になっていることから、キャリアフィールドでは1人でも多くの新たな保育士の育成を提唱しています。

保育士資格を取得するためには、専門の大学や短大に通う方法と国家試験に合格する2つの方法があります。キャリアフィールドでは保育園に向けて、保育施設で働きながら国家試験合格のための講座で学ぶことができる支援制度「保育士資格取得支援制度」を活用した、保育士の育成を提案しています。

キャリアフィールドの制度を使って保育士資格の取得を目指す場合、保育園で保育補助として働きながら、勤務時間の一環として資格取得のための講座「ココキャリ・アカデミー」を受講することができます。国家試験に合格し、資格を取得した場合は正社員として採用。受講料は保育園が負担し、保育補助としての給料が支給されるうえ、慣れ親しんだ保育園で安心して働き続けることができます。一方、保育園にとっても、採用のミスマッチや早期離職を防ぐことに役立っています。

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