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お知らせ
2019年11月08日

幼保無償化やプログラム教育で変革期の“幼小教育”の在り方を考える「幼小教育創会議」を開催しました。

幼保無償化やプログラム教育で変革期の“幼小教育”の在り方を考えるトークセッション「幼小教育創会議」を、2019年11月7日(木)に東京都内で開催し、キャリアフィールドの代表取締役 都築が、神奈川県川崎市の認可外保育施設 A.L.C.貝塚学院 佐野順平 執行役員と、STEAM 学習振興会 杉浦治 理事・事務局長らと一緒に、「未来人材を育むための教育のあり方とは」をテーマに語り合いました。

グラフィックレコード

現在政府から、国策の1つとして「Society5.0」を推進していくと発表されています。Society5.0とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、情報社会の次に新しい社会のことです。

杉浦氏から「日本は、中国やアメリカらに比べて幼少期の情報科学教育が立ち遅れている。2019年10月から実施された幼保無償化が業界にどのような影響を及ぼすか議論したい」という議題が提示され、3者で語り合いました。

佐野さん

(認可外保育施設 A.L.C.貝塚学院 佐野氏)

佐野氏は貝塚学園が“認可外”ならではの魅力的な独自カリキュラムを実践していることについて言及し、「認可保育園以外は条件によって幼保無償化の恩恵を受けられないというケースもあるが、当院は認可外ならではの運営を展開していきたい」と語りました。さらに、貝塚学院が実施している英語脳を鍛える英語教育や、身体能力を鍛える体操・水泳、クリエイティビティな感覚を育成するアートについて説明し、これらを子どもたちが選択できるようにすること、常識にとらわれた教育をしないことが大事であることを述べました。

都築社長

(キャリアフィールド 代表取締役 都築)

それに対し、キャリアフィールドの都築は保育現場の人材不足について言及し、「今業界が直面している一番の課題は人材。保育現場=ブラックというイメージが先行していることが問題。手当が充実していたり、働きやすい環境づくりに取り組む園はたくさんある。」と語り、世の中で言われている低賃金が問題なのではなく、保育現場の内部構造が旧態依然であることについて問題提起しました。「子ども達の教育の前に、保育士を教育する土台がないことが課題であり、保育現場における体制づくりや仕組みづくりを行い、保育士を受け入れる側の整備が必要である」と語りました。

杉浦さん

(STEAM 学習振興会 杉浦氏)

一方、幼稚園・小学校低学年向けプログラミング教室を手がける STEAM学習振興会の杉浦氏は、「プログラミング教育とは、プログラミング的思考を通じてクリエイティビティやコラボラティブを学ぶこと。コラボラティブとは、みんなでコラボして考え方が違う人たちとチームでひとつの仕事・プロジェクトを推進していくこと」と説明し、STEAM学習振興会が展開するチームラボが提供するプログラミング学習教材を活用した、『あそぶ!天才プログラミングの学校』を紹介しました。

同教材では、「単にプログラミングを学ぶだけでなく、グループ学習を通じて、AI時代に必要な問題解決力、想像力、人と協力して物事を進める協働力を育むことができる」と語りました。

 

今、子ども達を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。一般的には未就学の幼保時期から小学校低学年の時期に学習の発達基盤が形成されるといわれています。未来の担うその時期の子どもたちを育てていくためには、常識に捉われず業界の枠を越え、未来を見据えて取り組んでいくことが重要だということを3者で語り合いました。

プログラミング教室

トークセッションの後は、貝塚学院の園児たちが「実際に子どもたちが「あそぶ!天才プログラミング」を体験。子どもたち自身が描いた絵を、自分たちでつくったプログラムで動かして、遊びながらプログラミングを学びました。

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